- 川越店
幸せや感動を共有すること
POSTED : 2023.02.27
川越店のオオホリです。
自分史を年表に書き起こすとして、「コーヒーとの出会い」という項目があるとすれば
僕は間違いなく2021年の上半期にその印をつけると思います。
当時あるカフェでアルバイトとして働いていた時、自分でラテアートをしたカフェラテを初めてお客様に提供しました。
いつも来る常連様に「綺麗で美味しい」と言って頂けて、心の底から感動したことを今でも覚えています。
その時のラテアートはお世辞にも上手とは言えないような代物でしたが…。
それからというもの暇があればラテアートの練習をしてウィングハートやリーフといった技法を少しずつ習得していき、
ついにはカフェラテだけではなくブラックのコーヒーにも興味を持ち始めました。
それから常盤珈琲焙煎所に入社し、現在は川越店とオンラインストアを通して全国のお客様に日々美味しいスペシャリティコーヒーをお届けしています。
今振り返ってみると、自分の作ったモノで誰かに幸せを届けられたのはこれが初めての体験だったと思います。
自分で描いたラテアートを見て「すごい」と喜んでもらえた時、
自分で淹れたコーヒーを飲んで「美味しい」と言ってもらえた時…。
このように他の人と視覚的あるいは味覚的に感動を共有できるのはコーヒーの良い側面だと思いますし、僕自身そういった経験にとても感謝しています。
しかも、それを1杯約500円のワンコインで実現できるカジュアルさがコーヒーの魅力と言えると思います。
今となっては常盤で働いたりカフェ巡りをしたりするなかで他の誰かにコーヒーを淹れてもらう機会も増えましたが、
その根底にあるのもやはり「幸せや感動を共有すること」だと思います。
これからも淹れ手として、はたまた飲む側としてコーヒーを楽しんでいきたいです。
そしてあわよくば、僕の淹れるコーヒーが誰かにとっての「コーヒーとの出会い」になれますように。