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エルサルバドル/
ディビナ プロビデンシア農園 パカマラ FW
この農園は2020年COEにてこの”パカマラ種”で見事1位を受賞。農園主ロベルト氏が情熱を注ぐこのロットは、パカマラらしいまろやかな質感、香り高い花のような品格に溢れています。
- フルーティー
- 華やか
- フローラル
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | アワチャパン県 アパネカ、カントン パロ カンパーナ |
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品種 | パカマラ |
標高 | 1,550m〜1,830m |
精製 | ウォッシュド |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
アップル/洋梨/チェリー/レモン/トロピカル/ハニー/フローラル
ルミネ荻窪店スタッフコメント:
全体的に甘さと果実味がよく、5番では果実味強くきれいなフレーバーで、55番は白ワインのような香りや甘さを感じました。焙煎変更で6番もコクが増してよかったです。
コクーンシティ店スタッフコメント:
レモンのような爽やかな酸を感じつつ、アフターにかけてまろやかな果実みがありました。
5番がフレッシュさも感じコクーンでは人気でした。
今回はオーナーが直接訪問した農園から3種類のロットを買い付けました。どれも素晴らしい味わいで、それぞれの品種、精製の個性が光っています!同じ農園から3種類のロットを同時発売するということはかなり稀なことなのですが、ぜひ飲み比べていただき、ディビナ プロビデンシア農園が生み出すスペシャルティコーヒーをご堪能ください!
<農園情報>
ディビナ プロビデンシア農園は、グアテマラとの国境近くのカントン パロ カンパーナ地域に位置しています。この地域で栽培されたコーヒーは、サンタアナ火山がもたらす肥沃な火山灰土壌の下、素晴らしいフレーバーを醸し出します。また、コアテペケ湖からの穏やかな風と降雨量などの微気候がチェリーの生育に好影響を及ぼしています。 生産者のロベルト ウジョア氏は、荒れ地同然であったディビナ プロビデンシア農園を13年前に購入し、小規模ながら国内屈指の農園へと変貌させました。同農園では伝統的な栽培方法を継承しつつ、様々な取り組みを積極的に行っています。(①有機肥料を使用 ②伝統的な観測法に基づき剪定 ③Parra Systemを採用して栄養組織を管理)
【受賞歴】 2018年 COE#11 (SL28)、2020年 COE#1 (パカマラ)2023年COE#7 (SL28)
この農園は地域の中でも最も標高の高い傾斜地にあます。元々は、1875年ごろの植民地時代にプランテーションをされ、連綿と受け継がれてきた農地でしたが、長い年月の中で当時はそのほとんどが放棄され、この農園を再生する事からスタートしました。以来、10数年かけて少しずつ農地を拡大し、今では70Haほどの農園へと再生をされています。
この地域で生産されてきたコーヒーは、レッドブルボン、ケニアSL28、そして少量のオレンジブルボンでした。中でも、ケニア種は1900年代前半に近隣の生産者がアフリカを訪問した際に持ち帰った品種とされており、その後このパロ・デ・コンパーニャ地区を中心に広がったとされています。 こうした伝統品種が保たれてきた事が、ディビナ・プロビデンシア農園のコーヒーが他の生産エリアや山脈とは異なるコーヒーを生み出す理由の1つです。
<パカマラについて>
「パカマラ」は「パーカス」と呼ばれる品種と、「マラゴジッペ」と呼ばれる品種が掛け合わされています。なので名前はパーカスの「パーカ」とマラゴジッペの「マラ」をとって「パカマラ」と名付けられています。高品質で収穫量も多く、低木で収穫の作業もしやすい効率の良い「品種」として作られたのが「パカマラ」です。
粒が大きいのが特徴で、味わいは繊細な酸と甘さ、そしてクリーミーな質感を持ち合わせます。パカマラらしさというのがはっきりあるため、ファンもいるほどマニアの中では人気の品種となっています。
<オーナーが買付けのために産地訪問しました!>
ディビナプロビデンシア農園には今年3月に常盤珈琲焙煎所のオーナーが産地訪問しており、農園主のロベルトさんに直接農園の案内をしていただきました。その様子を少しブログでもご紹介しております。ぜひご覧ください!
※こちらのコーヒー豆は5と6の間の55番ロースト(ミディアムハイ)をおすすめ焙煎としております。