ホンジュラス／
アグア　ドゥルセ農園　ゲイシャ　アナエロ　FW

＜農園情報＞

フランクリンはコーヒー生産者の家系に生まれ、祖父のコンスタンティーノ・マドリッドはエル・サウセ村に最初にコーヒーを植えた人でした。 それ以来、農場は祖父によって管理され、その後、父親が農場の管理を引き継ぎ、生産能力を強化し、コーヒーを栽培する他の地域の土地も購入しました。 現在、フランクリンと彼の兄弟はそれぞれ農場を独立して管理していますが、協力しています。

10年前、フランクリンはアグア・ドゥルセ農場を購入し、4年後に古い農園を伐採し、ゲイシャと一緒に再び植えました。 ここはマイクロクライメットと立地条件が優れた農場で、彼はそこで高品質コーヒーの可能性を示すために懸命に働いてきました。 2022 年は、この農場で豊富なコーヒーが生産された最初の年でした。彼の息子であるデニウソンは、子供の頃から家族の伝統に尽力しており、次の世代にあたります。 デニウソンさんは 2 年前に大学で農学部を卒業し、そこで技術的な知識を学び、現在は父親の農場でそれを実践しています。

この農園は、原生林と熱帯林であるサンタバルバラ山の麓にあり、ヨホア湖からの湿気の影響により、高品質のコーヒーの開発に理想的な気候条件を生み出しているという恵まれた立地にあります。 そしてこれらすべては、フランクリンとその息子による多種多様で優れた農業管理に結びついています。フランクリンは、コーヒーの品質の革新と向上に常に取り組んでおり、主に、化学物質の投入量を最小限に抑え、環境への影響を軽減するためのより効率的な実践を行い、いくつかの有機的な実践を含めることによって、農業管理を改善します。

フランクリンは、コーヒーの加工中に、コーヒーの一貫性を確保するためにプロセスの各段階を測定および制御しようとし、また、嫌気性発酵など、新しいプロセスにも取り組んでいます。

＜ゲイシャ種について＞

ゲイシャ（Geisha）種はスペシャルティコーヒーの世界で注目を集めている品種です。 エチオピア起源の原種といわれるこのゲイシャが世界の注目を集めたのは 2004 年。パナマの国際オークション（Best of Panama） でラ・エスメラルダ農園が出品した[Jarmillo Especial]がポンドあたり 21＄という当時の最高落札価格を記録したことから はじまりました。 このゲイシャ種は粒が大きく、細長い外観をしており、カップは非常に秀逸なフローラルなアロマと柑橘類を思わすフレーバー、 驚くほどすっきりした甘味を伴った酸味が特徴的です。

2023年、現地で買い付けたこのコーヒー豆は、特別なロットとしてサンビセンテ社オーナのアンヘルさんから紹介されたものです。同年にゲイシャのウォッシュド精製でCOE10位に入賞しており、小規模農家ならではの丁寧な仕事と情熱が身を結びました。

サン　ビセンテ社は3代続く現地のコーヒーエクスポーターで、サンタバルバラエリアの農家を中心に約200以上の農家と取引を行っています。生産における様々なサポートを惜しみなく行っており、訪問の際、素晴らしいロットとの出会いがありました。

このロットは希少品種のゲイシャにアナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)を施したものですが、非常にクリーンで豊かな風味が魅力！ゲイシャらしいフローラルや柑橘系の爽やかな甘さに加え、ベリーやパインを思わす華やかなフレーバーも感じられ、１杯のコーヒーに詰まったその多様な風味に驚かされます！

ぜひこちらはおすすめの焙煎度で、余韻の心地よさまで余すことなくお楽しみください。