SPECIALTY
インドネシア/
マンデリン アチェ ゲガラン
マンデリンアチェは、品質の高さ、複雑なフレーバーで世界中の愛好家を魅了!重厚なボディや苦みの中に、爽やかな甘味が調和します。少し浅くしても◎アイスにも◎
- しっかり
- ナッツ
- ビター
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | アチェ州 タケンゴン ゲガラン地区 |
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品種 | アテン/ティムティム |
標高 | 1,550m |
精製 | スマトラ式 |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
ローストナッツ/アップル/オレンジ/ビターチョコ/スパイシー
浦和店スタッフコメント:
インドネシアらしいスパイシーさやボディ感ありつつ、マイルドな印象も感じさせるお豆でした。
ロースト6は焙煎度以上に深く感じるしっかりとしたビターさ・飲みごたえの中にハイローストらしい果実のジューシーさもあり、ロースト8はスパイシーな苦みとクリーミーな甘さをバランスよく楽しめました。
ロースト9も試してみたいです。
川越店スタッフコメント:円やかな口当たりとナッツのような香ばしさで美味しかったです。アイスコーヒーにしたり、ミルクに合わせたりお好みで様々な楽しみ方ができると思いました。
<アチェの小規模生産者たち>
エチオピアやケニアなどと並び、産地独特のテロワールを色濃く醸し出すスマトラ島北部のマンデリン。特にその中でもアチェ特別自治州で作り出されるマンデリンアチェは、その品質の高さと、フレーバーの複雑さで世界中のコーヒー愛好家から注目を受けています。ゲガラン地区は、アチェ州の中でもゲガランのタワール湖の東部に位置しています。ここに集まる農家は、皆で小さなコーヒーチェリー集積所を管理しています。ここにはコンパクトではありますが、屋内乾燥場やパルパー(脱果肉除去機)など、生産処理には欠かせない機械が設置されています。
<信頼のあるコレクターの存在>
収穫されたコーヒーは、農家と信頼関係で結ばれたコレクターに渡され、他の地域と混ぜないように精選工場に運ばれます。生産処理は、伝統的なスマトラ式。集められたチェリーは、パルピング後6時間程度ドライファーメンテーション、その後2〜3日ほど天日乾燥を行い、水分値が45〜47%の状態で脱穀し天日で再度乾燥をしています。こうする事で、マンデリン特有の深緑色の生豆が出来上がります。
<精選を経て出来上がるスペシャルロット>
その後、メダン市にある専用の特別工場にて、比重選別、スクリーン選別を行い、さらに最終工程はハンドピックを施してこのスペシャルロットが作り上げられています。アチェ(Aceh)の言葉の由来は、スマトラ島最北部で交易の拠点でもあった事からAsia、China、Europe、Hinduといった様々な地域・文化を表す言葉の頭文字を表していると言い伝えられています。この言葉どおり、コーヒーの風味特性も明るい酸をベースに個性的で様々な風味を有したコンプレックスなフレーバーを兼ね備えています。
アーシーな風味は当然あるものの、主張は比較的少ない印象で、ライムやグリーンアップルなど爽やかなフレーバーが重なっている印象です。そうしたフレーバーの特徴もあって、キレの良さや後味の印象度も良く、雑味の無い上質なマンデリンという印象を受けます。 同じアチェのアルールバダに比べると、爽やかなゲガラン、円熟味のあるアルールバダといった違いも感じられ、同じアチェでも魅力の異なる2銘柄かと思います。
おすすめは深煎りですが、ハイローストにすることでりんごや柑橘系の果実味をより一層楽しめますので、お好みに合わせて選んでいただければと思います。