SPECIALTY
エチオピア/グジ ディムツCWS NT
エチオピア訪問時、このビニヤムさんの素晴らしいナチュラルに魅了されました!ピーチやマスカットのような豊かな風味と、エレガントでワイニーなアロマが魅力!
- フルーティー
- 華やか
- フローラル
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | オロミア州ウェストグジ |
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品種 | Heirloom |
標高 | 2,150m |
精製 | ナチュラル |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
フローラル/ベリー/ピーチ/白ワイン/キャンディ
浦和店スタッフコメント:
王道のNTらしい華やかな香りとフレーバーがあり、ジャムのような凝縮された甘さが堪能できました。落ち着いてくると爽やかさやクリアさが引き立って感じられたのが印象出来です。
8番はボディがしっかりとありつつもビターさの中に果実感もあって、甘さ・苦みが程よく楽しめて良かったです。大宮本店スタッフコメント:
④はスッキリとしていて桃のような甘さとコクがありました。
⑧はビターでどっしりとした印象です。ミルクを入れたり、アイスにしても良さそうです。
ディムツコーヒーウォッシングステーションは西部グジ地区のオロミア地方にあり、標高2150 メートルに位置し、2つの地域の中で最も標高が高くなります。在来種のコーヒーの木は樹齢10~15年ですが、標高が高く気象条件が厳しいため、コーヒー豆はシャキソよりもかなり小さいです。寒い気候のため、豆の乾燥プロセスには 22 ~ 25 日かかります。
2000mを超える高地で育つコーヒーは、一日の寒暖の差が大きく、果実がゆっくりと育つので、密度が高く固い良質な豆が育ちやすい環境です。 エチオピアにNARDOSという団体があり、グジ、イルガチェフ、ウラガに9つのウォッシングステーションと6つのドライミルを所有し、小規模生産者の手助けをしています。 苗を作って配ったり、生産、精製などの新しい情報を生産者と共有することで、より良いコーヒーを作ることに尽力しています。 生産に関わることだけでなく、高校の教科書を購入する費用を補助するといったサポートを提供し、地域全体のコーヒー生産や生活環境の底上げを図っています。
<ナルドスコーヒーのなりたち>
ナルドスコーヒーの始まりは、1960年代にさかのぼります。ビニヤムの曽祖父がグジでコーヒー生産を始め、祖父がその地にウォッシングステーションを設立しました。ちなみにそれはグジ初の民間によるウォッシングステーションだったそうです。そして、1998年に父がコーヒーを輸出する会社を立ち上げ、三代でエチオピアのコーヒー史に残る大きな仕事が成し遂げられました。
<精製について>
ナチュラルプロセスでは、チェリーに果肉がついたままベッドで乾燥させ、その後パルパーで果皮を取り除いて精製を行います。
ディムツCWSでのナチュラルプロセスは、天候などの理由により乾燥が完了するまでに他の地域に比べて長い時間がかかるため、ワインのように華やかな香りや複雑なフレーバーが生まれると言います。
昨年ご紹介したディムツCWSのウォッシュドプロセスとはまた違った、ナチュラルらしい魅力の詰まったロットです。
おすすめ焙煎度の浅煎りでは、ピーチやマスカットといった芳醇な果実を思わせるフレーバーを、キャンディのようなしっかりとした甘さが包み込み、ジューシーでありながらまろやかな味わいを楽しめます。
フルシティローストくらいまで焙煎度を上げると、深みのある濃厚なコクとワインのようにエレガントなアロマが増し、ミルクと合わせるのにもおすすめです。
TYPICAのご紹介
TYPICAは生産者とロースターが旬のコーヒーを直接取引できるプラットフォームを提供しています。その取引の透明性を確保し、収益性を健全に保つことで、コーヒーのサステイナビリティを高めることを目指しています。
https://typica.jp/