SPECIALTY
インド/
ゾヤエステート 96-120hアナエロビックNT
今スペシャルティコーヒー業界で話題のインドから嫌気性発酵のロットが入荷!インド固有品種らしいエキゾチックでフルーティーな味わいをお楽しみください!
- フルーティー
- スパイシー
- まろやか
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | チクマガルル、ケセルキ村 |
---|---|
品種 | Chandragiri, Sl 795,Sl 5B |
標高 | 1,280m |
精製 | アナエロビックナチュラル |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
チェリー/ベリー/マンゴー/洋梨/カカオ/チョコ/ワイニー
国分寺店スタッフコメント:
トロピカルフルーツやベリーの明るい果実感が印象的で、冷めてくるにつれてアナエロビックの味わいを感じられました。国分寺では⑤が人気でした。
ルミネ荻窪店スタッフコメント:
トロッとした口当たりが印象なお豆で、良い意味で大きな発酵感を感じず飲みやすい印象でした。5.6番はフルーツ感が強くミルキーな印象がありました。
<農園情報>
インド南西部チクマガルル地域のケセルキ村で家族とともに約36haのコーヒー農園Zoya Estateを営むCaffeine Nirvanaのダニッシュ・アリ。250〜300年の間、先祖代々、家族ぐるみでコーヒー生産に携わってきた歴史があります。
現在、Zoya Estateで栽培している主な品種は5Bとチャンドラギリ。いずれも「インドコーヒーボード」(インド国内のコーヒー生産を促進する目的で設立された公的機関)が開発したインド固有の品種です。
年間平均で10~30人を常時雇用しているZoya Estateでは、コーヒーの収穫期には50〜80人のピッカーを臨時で雇用します。また、生産工程でもっとも重要な枝の剪定作業を行う1〜1.5ヶ月間は、専門技能を持ったスタッフを1日あたり30〜50人雇用するといいます。
Caffeine Nirvanaの最大の特徴は、コーヒーの栽培から精製、焙煎、販売までを一貫して手がける “6次産業化”を実現しているところにあります。
その原点をつくったのは、ダニッシュの祖父です。1960年代、大企業から取引を持ちかけられたのを機に、コモディティからスペシャルティへと舵を切り、主にヨーロッパ圏に輸出するようになりました。大企業の要望に応じてさまざまな工程を標準化しながら品質を向上させていたおかげで、アリ家のコーヒーは人気を博していました。
ダニッシュが心に留めているのは人間の暮らしだけではありません。Zoya Estateで「有害な化学物質を含んだ薬剤は一切使わない」方針を貫いている背景には、「自然との完璧な調和を目指す」という哲学があります。昔から言語化されていたわけではないですが、アリ家では代々、そのポリシーを守り抜いてきました。農園の至るところで生育している多様な木は「成功の原動力」にもなっています。
このロットはチェリーを密閉袋に入れて96〜120時間嫌気性発酵させています。同じ農園から、発酵時間違いで別のロットも買い付けているので、そちらとの味わいの違いもお楽しみにしていてください。
インドのコーヒーで特徴的なのはやはりインド固有の品種による風味と、独特なテロワールです。固有種のメリットとしては土地に合わせた生産がしやすいという点と、テロワールの形成の手助けをしている点があげられます。特に今回は嫌気性発酵をおこなっているため、より個性的なキャラクターが感じられました。温かいうちからベリーやトロピカルフルーツなど異国感漂う味わいがあり、冷めてきたところにカカオ、チョコなどのリッチなスイーツを連想させるフレーバーがありました。焙煎度を一つ上げてバランスよく楽しむのもおすすめです。

TYPICAのご紹介
TYPICAは生産者とロースターが旬のコーヒーを直接取引できるプラットフォームを提供しています。その取引の透明性を確保し、収益性を健全に保つことで、コーヒーのサステイナビリティを高めることを目指しています。
https://typica.jp/