SPECIALTY
タンザニア/
ンソンガ組合 FW
まだ3年目の新しい組合ですが、高い完成度のロットを続々と生産しており、今後への期待も高まります!甘さ、果実味、香ばしさのバランスが良く、焙煎度を一つ深くするのも◎
- スウィート
- さわやか
- バランス
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | Songwe, Mbozi |
---|---|
品種 | N39-90%、KT423-10% |
標高 | 1,700m〜 |
精製 | ウォッシュド |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
アップル/グレープ/カラメル/シトラス/ブラウンシュガー
イオンモール羽生店スタッフコメント:
7.8番の深煎りが人気でした。7番バランスよく飲みやすかった
です。
8番ビター感と、甘さがとても良くミルクと合わせても美味しそうでした。府中けやき並木店スタッフコメント:
深煎りになればなる程、甘味が増しバランスも良くなる印象でした。
特に7は香りも良く濃い色の果実を連想させる果実味もあり人気でした。
<組合情報>
ンソンガAMCOS(※)はソングウェ、ンボジ地域に位置しています。まだ3年目の若いAMCOSですが、所属している326名のメンバーはそれまでも近隣のAMCOSに属してコーヒーの生産に携わっていました。敷地内の建屋は自家製のレンガ造りのため、レンガ用の窯も設備しています。CPU (※)設備などのハード面も手厚いサポートを受けている為、創業して数年とは思えない完成度で精製オペレーションが進んでいます。今年は品質の高いコロンビア製のパルパーが導入されており、昨年に比べても大きな期待が寄せられています。
<精製方法>
CPUのパルパーは午後3時ごろから夜10時ごろまで稼働しています。チェリーは果肉除去された後にP1、P2、P3、lights、podsに選別され、水洗処理される前に24~36時間発酵させます。その後、8~12時間水に浸します。この水は3時間ごとに入れ替えられます。最後に7~11日乾燥棚にて乾燥処理を施します。このAMCOSは風通しがとても良いため、昼間の陽射しが強い時間帯でもカバーをかけずに工程を進めています。
※AMCOS ‘Agricultural Marketing Cooperative Society’タンザニアにおける生産者の協同組合※ CPU(Central Pulping Unit):タンザニアで農家が共有する水洗処理場。
<キリマンジャロ>
日本で「キリマンジャロ」の知名度が上がったのは、ヘミングウェイ原作『キリマンジャロの雪』(1953年公開)のヒットがきっかけと言われています。同年、キーコーヒー(当時は㈱木村コーヒー店)が日本で初めてキリマンジャロの輸入を開始しました。
コーヒーの定番として人気のキリマンジャロ。じつは、世界的にはそれほど認知度が高くありません。だからこそ、タンザニアで生産されるコーヒー豆の約2割(18.5%)もの量を、日本向けに輸出できているとも言えます。
[キリマンジャロと呼んでいい産地は??]
キリマンジャロ山から遠く離れた地域でも、ウォッシュド(水洗式)で精製されたアラビカ種は「キリマンジャロ」と名乗ることができます(ブコバ地域を除く)。
つまり、タンザニア産のアラビカ ウォッシュド精製のコーヒーはキリマンジャロといえるのです。
[等級]
イギリス植民地時代の名残で、果肉を取り除き水洗したのちに乾燥させる「ウォッシュドプロセス」が主流です。等級は、ふるいにかけてコーヒー豆の大きさを決める「スクリーンサイズ」で格付けされます。最高等級はAA、その次がABです。そのほかPB(ピーベリー)などよく見ることができます。
酸味、苦味ともに控えめで、ストーンフルーツやグレープのような落ち着きのある果実味と、チョコレートのようなコクの調和が魅力的なロット。焙煎度を一つ深くしてアイスで楽しむのもおすすめ!