- 浦和店
コーヒーでミルクティーをつくる
POSTED : 2025.10.27
無理です。
コーヒーに紅茶の茶葉は含まれていません。(当たり前です)
ですが、もちろん3行で終わる意味不明なブログではありません。
実は、コーヒーを使って香り高いミルクティーのような味わいにすることができます。
ミルクティー飲めばええやん、という話は一旦置いておきます。
その方法は、
「浅煎りの豆を使ってカフェオレにする」
たったこれだけです。
ブラックは勿論美味しいですが、普段カフェオレにしてコーヒーと日常を共にしている方も多いですよね。
店頭でもカフェオレ用の豆を探しに来てくださる方がよくお見えになります。
ヒアリングをしながらお豆をご紹介させていただいてますが、基本はミルクの甘さの中にコーヒーの苦味を感じるようなものをお好みの方が多いため、深煎りをおすすめする機会が必然的に多くなります。
わたしも深煎りのコクがあるカフェオレ、落ち着く味わいで大好きです。
ですが、今回はあえて別の切り口で浅煎りのご紹介をしたいです。
そして今回特におすすめしたい豆は「アナエロビック精製」のものになります。
これが本当にミルクと抜群に合うのです。
みなさま豆の精製方法について気にされたことはありますか?
(長いので気になる方のみどうぞ)
コーヒーチェリーの中にある種子が将来的にコーヒー豆となるわけですが、このチェリーから種子を取り出して発酵・乾燥させた状態にする過程を精製方法と呼びます。
代表的なものだとコーヒーチェリーのまま天日干しにして最後にチェリーを取り除くナチュラル(NT表記)、チェリーを水洗いで取り除いてから発酵・乾燥させるウォッシュド(FW)があります。
ナチュラルは果肉がついたまま発酵が進むのでフルーティーな味わいに、反対にウォッシュドはすっきりめの味わいになるのが特徴です。
ではアナエロビックは?
密閉水槽の中で豆を発酵させるものになります。
これはワインの作り方と同じで、とても強い香りと独特なフルーティーな味わいが引き出される精製、ということになります。
イメージとしてはより熟成感が強くなった味になります。
生豆の色を比べてもチェリーの色の移り方でフルーティーさが全然違うのが想像できますね。
※アナエロの方はナチュラル精製。

これをミルクと合わせると、コーヒー自体が持つ非常に強い香りと甘さをミルクに負けずに主張することができるんです!
個人的には少しシロップを入れて甘さを加えてあげるのが美味しかったのでおすすめです♪
普段と違う飲み方をしてみたい方、どんな味か気になる!という方はぜひお試しください☕