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グアテマラ/アグア ティビア農園 ルメスーダン カティモール H1 NT
グアテマラ/アグア ティビア農園 ルメスーダン カティモール H1 NT

SPECIALTY

グアテマラ/
アグア ティビア農園 ルメスーダン(その他) NT

グアテマラの有名企業を運営するカスティージョ家が手がける農園から届いた3品種MIXのスペシャルロット!エチオピアのように華やかでフローラルな味わいは「新感覚」のグアテマラ!

  • スウィート
  • 華やか
  • フローラル
-ROAST LEVEL
  • 10
  • 9
  • 8
  • 7
  • 6
  • 5
  • 4
  • 深煎り
  • 浅煎り
地区 フライハネス県 サンホセ・ピヌーラ
品種 ルメスーダン、カティモール、H1
標高 1,600m〜1,780m
精製 ナチュラル
PRICE
100g ¥1,447(税込) ご注文はこちら
250g ¥2,894(税込) ご注文はこちら
500g ¥5,065(税込) ご注文はこちら

※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。

ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。

カッピングコメント

メロン/プラム/ベリー/フローラル/ミルクチョコレート

 

大宮本店スタッフコメント:

甘さがぐーんと伸びてくるグアテマラでした。
ドライフルーツをかじった後のようなじわじわと広がる甘さとチョコレートのような味わいも印象的でした。

 

国分寺店スタッフコメント:

浅煎りでのときはとても甘みを感じ後からフルーツの酸味を感じ始めます。
深煎りになると、ココアやカカオのような甘深い味わいを感じます。

<農園情報>

アグア・ティビナ農園は、グアテマラで知らない人はいないビールメーカーGalloやバーガーチェーンPollo Camperoの創業者一族であるカスティージョ家がオーナーを務めるインダストリアス・アグリコラス・セントロ・アメリカーナス社のコーヒー農園です。1886年に創業され、当時はビール醸造所の燃料供給を目的とした土地だったと言います。1930年ごろから畜産事業が開始され、コーヒー生産が開始されたのは1950年代になった頃でした。
 アグア・ティビア農園は、グアテマラのコーヒー生産分類でいうところのフライハーネスに分類されるサンホセ・ピヌーラ市に位置する農園ですが、市街地からは27Kmほど離れた標高1700の山間部に位置します。農園全体の敷地面積は1530Haと広大な敷地を持ちますが、そのうち73%は森林でコーヒー農地は15%ほどの250Haとなっています。その他のエリアは酪農や果樹や野菜の生産が行われています。

 

現在は、今後の農地の拡大や古いコーヒーの木々のリノベーションを計画しており、毎年10~15Haほどをリノベーションして、新植しています。フライハーネスの気候の特性上、日照時間や湿度の課題があり、そうした気候条件に適合し生育力のある品種を選抜しながら植え替えています。そのためにも農園内には苗木上が設置されており、品種の遺伝的特性を保証できるように管理しているのもアグア・ティビア農園の特徴です。この土地の気候特性として日照時間が比較的短く、また湿度が高い地域のため、耐病性や生育力を加味した品種の選抜や、栽培における農学的な品質管理を彼らは非常に大切にしています。
 現在では、ブルボン、ティピカ、パチェ、ムンドノーヴォ、カトゥーラ、カトゥアイが生産され、2017年よりゲイシャが新植されました。ゲイシャは現在、全収穫量のおよそ2%ほどですが、2023年に行われたグアテマラCup of Excellenceで入賞を果たし、またANACAFEのコンペティションにおいても優勝歴を持つアグア・ティビア農園にとって誇りであり、大きな期待を寄せている品種です。

 

アグア・ティビア農園にはウェットミルも併設されていますが、ウェットミルで使用する水は農園内の水源から取水して稼働しています。この水は農園の7割以上を占める広大な森林の恵みが齎すアグア・ティビアにとって代え難い資源です。また、アグア・ティビア農園だけでなく、周辺のコミュニティにも水源からの水が供給されており、地域のインフラとして重要な役割も担っています。また、ウェットミルで使用した水は、循環式のリサイクルシステムを設備しており、大切に使用されています。

 

<品種について>

●ルメスーダン

アフリカの南スーダンの東で発見された品種です。エチオピア原産のアラビカ種の一つと考えられています。豆の形はやや縦長で、ベリー系や乳酸系の風味が特徴的です。

●カティモール

1960年代後半にカトゥーラとティモールのハイブリッドが開発され、これがカティモールの始まりとなります。さび病への耐性、密集して栽培できる小さなサイズ、そして収穫量の多さという特長を備え、生産者には非常にメリットの多い品種です。

※ ちなみにカティモールというのは、特定の一品種を指しているわけではなく、研究機関による優良種の選別などを経て幾つもの種類 (T-5175、T-5269、T-8667、コスタリカ95、IHCAFE 90 など) があり、これらのグループの総称として「カティモール」という名が使われています。

●H1(セントロアメリカーノ)F1品種

サルチモールとルメスーダンの交配種です。F1品種(遺伝的に異なる2つの親品種を交配して作り出された一代目の子孫)は次世代で確実に変異してしまい(子供が別の遺伝的特性を発現してしまうため)、病害虫の耐性や、カップクオリティーを失う可能性があるので、基本的に1代限りとなり、植え替えが必要なため、手間がかかります。さび病に耐性があり、収量が大変多く採れる特徴があります。

 

<プリズマ社について>

2013年創業のエクスポーター。創業者のエドゥアルドさんは、グアテマラ全国コーヒー協会ことアナカフェにてQCの経験を積んだ後、独立。国際的なコーヒー鑑定士としてCOEの審査員なども務めるカッパーとしてのスキルを生かし、高品質なコーヒーを世界に送り出しています。エドゥアルドさんは「生産者のビジョンの実現を後押しするのが私のミッション」と話しています。プリスマ社の活動によってグアテマラの小規模農家はスペシャルティコーヒーの生産に積極的に取り組み、質の高いコーヒーを生み出す努力を続けています。

 

グアテマラの有名なビールメーカーGallo、バーガーチェーンPollo Campereの創業者カスティージョ家がオーナーを努める会社が所有する農園です。フライハーネスは気候的にスペシャルティコーヒー生産において後発地でしたが、この農園のように、土地にあった品種、栽培における農事学的な品質管理や改良を非常に大事にすることで、素晴らしいコーヒーが生まれるようになってきました。また、このような取り組みの背景には、気候変動やサビ病の流行の影響も大きいのではないかということが考えられます。今までつくれてきた方法や土地で減産しているという事情もあり、新しい取り組みが求められています。

今回のルメスーダンを含む3つの品種のmixロットは、それぞれの品種の特性も感じ、とても面白いコーヒーです。特に浅煎りで感じられるエチオピアのようなフレーバーは「こんなグアテマラもあるんだ!」と思わせてくれるほど、華やかでフローラル!「グアテマラの今」を感じられるスペシャルロットをぜひお楽しみください!

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FINE COFFEE AT HOME