SPECIALTY
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パプアニューギニア/
ジワカコーヒー NT
NGO での経験を活かしエマさんが立ち上げたジワカコーヒー。生産者同士が協力し合い、地域の自立を願った想い溢れるナチュラルロット!濃厚な甘さ、綺麗な余韻が素晴らしい!
- スウィート
- 華やか
- ワイニー
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
| 地区 | ジワカ州トカンブラ村 |
|---|---|
| 品種 | アルーシャ、ティピカ、ブルボン、 カトゥーラ |
| 標高 | 1,800m~1,900m |
| 精製 | ナチュラル |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
グレープ/アプリコット/ラムレーズン/チョコ/カカオ
北浦和店スタッフコメント:
どの焙煎度も濃厚な果肉の甘味を感じて魅力的でした!
特に⑤は飛び抜けた様々な果汁の華やかさと甘さ、スポーツドリンクのような塩気ととろっとした舌触りで人気でした。
⑧もサンタを思わせる特別感のある甘深い味わいで、おうちでゆっくり飲みたいです。府中けやき並木店スタッフコメント:
5が果実感や芳醇さを凄く楽しめることができ、アナエロのような感じもありました。
果実の甘さがしっかりしているので深煎りでブラックは勿論、ミルクと合わせても楽しめると思います。大宮氷川参道店スタッフコメント:
5.7は、どちらも様々なフルーツの味わい、甘みを感じられどちらも美味でした。
8も、深入り好きのお客様には是非おすすめしたいです。※スタッフがカッピングした焙煎度は5〜8です。
<コミュニティを活かすエマさんのコーヒーづくり>
エマさんは、パプアニューギニア・ジワカ州で2018年に「ジワカコーヒー」を立ち上げ、コミュニティ開発の一環としてスペシャルティコーヒー生産に取り組んでいます。自身が運営するNGOでの経験を活かし、村人たちが主体となって生産者グループを結成し、自発的な協力による生産体制を築いています。大規模農園や強いリーダーシップに頼らず、地域の自立と協力を重視する点が特徴です。2018年から2021年にかけてワークショップを重ね、2022年頃から少量の輸出を開始。ウェットミル・ドライミルを完備し、村の人々も手伝い、ナチュラルとハニー精製を中心に手選別で丁寧に管理しています。品質管理に関する知識も深く、CBBやハクビョウ菌の影響を把握し、必要な対策を実施しています。
<トカンブラ村の生産者さん>
ジワカコーヒーでは、4つの生産者グループから完熟コーヒーチェリーを相場より高い価格で買い付けています。生産者の自由を尊重し、専売契約は結んでいません。トカンブラ村の約500名の村人は4つの氏族に分かれ、1〜4ha程度の畑でコーヒーのほか、じゃがいもやタロイモ、キャッサバなども育て自家消費しています。農園は山肌にあり村から離れているため、収穫はグループ単位で協力しながら行われます。「今日はAさんの畑、次はBさんの畑」といった形で効率的に進めています。エマさんは、生産者が作業しやすく、かつ品質を高められる方法を常に考え、実践しています。その姿勢と覚悟に感銘を受け、今回初めて取り扱いを開始しました。
2025年11月にジワカコーヒーのエマさんが常盤珈琲を訪れ、スタッフに向けてセミナーを開いてくださいました。パプアニューギニアのスペシャルティコーヒー事情や、エマさんが行っている地域の自立をサポートする活動のことなど。エマさんの思いが直に感じられる素晴らしい機会でした。常盤スタッフも真剣に耳を傾けており、パプアニューギニアのこれからに期待するとともに、今回の素晴らしいロットをご紹介できることがとても嬉しいです!
このロットは、驚くほど雑味が少なく、精製技術の高さが感じられます。ワインや洋酒のようにリッチでジューシーな味わいは一度飲んだら虜に!パプアニューギニアのナチュラル精製で本当にクオリティの高いものが出てくることは珍しいので、ぜひみなさまに味わっていただきたいコーヒーです。
これからも生産者の方々や、エマさんのような想いを持つプロデューサーの方々と直に繋がり、おいしいコーヒーとその背景にある素晴らしい取り組みをお客様に届けることで、スペシャルティコーヒーの輪を広げていきたいと改めて感じさせられました。
