ブラジル／
ランチョ サン ベネディト農園 アララ PN

＜農園情報＞

1954年にマリアナ女史は、両親からこの土地とコーヒー栽培への愛情を受け継ぎました。彼女は栽培面積を拡大し、収穫後のコーヒーの精選処理に必要な設備に投資をしました。 今ではマリアナ女史の息子の一人である、マルシオ氏が農園を管理しています。農園の従業員は20人で、収穫期にはその数倍になります。農園は市街地に接しており、従業員は自分の家を持つことや医療ケアを受けることが出来ます。 品質の追求は、苗や品種の選択から始まります。Rancho Sao Benedito農園では、ウォッシャー、パルパー、コンクリートパティオ、ドライマシーンなどがあります。収穫されたコーヒーチェリーは、果肉除去され、パティオで天日乾燥されます。理想的な水分量に達すると、特別なサイロに運ばれ数日間保管されたあと、COCARIVE社で選別・袋詰めされます。 マルシオ氏は社会環境を守りながら、品質の高い素晴らしいコーヒーを作ることに長年取り組んでいます。ＣＯＥは２００２年以来７度受賞しており、そのほか様々なコンテストでも受賞歴があります。

＜アララ種について＞

アララは、黄色いチェリーをつける大型品種で、イエローカトゥアイとオバタの自然交雑によって誕生しました。高収量かつ病害耐性に優れ、焙煎者のみならず生産者からも高く支持されています。

チョコレートやアーモンドのような甘さとまろやかなコクが特徴で、やわらかい酸味とのバランスも魅力的です。高地栽培の場合は、さらにフローラルや果実のような香味が加わることもあります。

BSCAなどのコンテストでも90点以上の高得点を記録することが多く、品質の高さが裏付けられています。

今注目の品種「アララ」を買い付け！品評会でも頻繁に目にするようになってきており、その品質の高さには期待が高まります。

オレンジやアップル、アプリコットのような果実味と、ブラウンシュガーを思わせる甘さが調和した一杯。まろやかな口当たりと甘い余韻が印象的で、深煎りでもフレーバーがしっかりと生きています。

柔らかなナッツの風味と暖色系の果実味が広がり、「上品なブラジル」と表現したくなるような味わいです。