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エルサルバドル/
ディビナ・プロビデンシア農園 パカマラ FW
徹夜でコーヒーの話をしてしまうほど熱い農園主ロベルトさん自慢のパカマラを今年も買い付け!トロピカルフルーツのような華やかさと複雑な甘い余韻がたまらない逸品!
- フルーティー
- 華やか
- フローラル
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | サンタ・アナ県 ボルカン・デ・サンタ・アナ、パロ・デ・コンパーニャ |
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品種 | パカマラ |
標高 | 1,650m〜1,820m |
精製 | ウォッシュド |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
トロピカルフルーツ/マンゴー/ピーチ/クリーミー/コンプレックス
川口樹モール店スタッフコメント:
どの焙煎度も甘さが強く、華やかな香りの良さが楽しめました。
中でもフルーティーな甘さのバランスが良かった55番が美味しかったです。
5番はよりジューシーでサッパリとした印象で、6番は後味の甘さとティーライクな飲みやすさが感じられました。国分寺店スタッフコメント:
全体的に柔らかい味わいと果実味があり、どの焙煎も美味しです。
冷めても、果実味が失われず、最後まで飲み干したいと思える味わいです。
<農園情報>
ディビナ プロビデンシア農園は、グアテマラとの国境近くのカントン パロ カンパーナ地域に位置しています。この地域で栽培されたコーヒーは、サンタアナ火山がもたらす肥沃な火山灰土壌の下、素晴らしいフレーバーを醸し出します。また、コアテペケ湖からの穏やかな風と降雨量などの微気候がチェリーの生育に好影響を及ぼしています。 生産者のロベルト ウジョア氏は、荒れ地同然であったディビナ プロビデンシア農園を13年前に購入し、小規模ながら国内屈指の農園へと変貌させました。同農園では伝統的な栽培方法を継承しつつ、様々な取り組みを積極的に行っています。(①有機肥料を使用 ②伝統的な観測法に基づき剪定 ③Parra Systemを採用して栄養組織を管理)
<受賞歴>
2018年 COE#11 (SL28)、2020年 COE#1 (パカマラ)2023年COE#7 (SL28)
この農園は地域の中でも最も標高の高い傾斜地にあます。元々は、1875年ごろの植民地時代にプランテーションをされ、連綿と受け継がれてきた農地でしたが、長い年月の中で当時はそのほとんどが放棄され、この農園を再生する事からスタートしました。以来、10数年かけて少しずつ農地を拡大し、今では70Haほどの農園へと再生をされています。
この地域で生産されてきたコーヒーは、レッドブルボン、ケニアSL28、そして少量のオレンジブルボンでした。中でも、ケニア種は1900年代前半に近隣の生産者がアフリカを訪問した際に持ち帰った品種とされており、その後このパロ・デ・コンパーニャ地区を中心に広がったとされています。 こうした伝統品種が保たれてきた事が、ディビナ・プロビデンシア農園のコーヒーが他の生産エリアや山脈とは異なるコーヒーを生み出す理由の1つです。
<パカマラについて>
「パカマラ」は「パーカス」と呼ばれる品種と、「マラゴジッペ」と呼ばれる品種が掛け合わされています。なので名前はパーカスの「パーカ」とマラゴジッペの「マラ」をとって「パカマラ」と名付けられています。高品質で収穫量も多く、低木で収穫の作業もしやすい効率の良い「品種」として作られたのが「パカマラ」です。
粒が大きいのが特徴で、味わいは繊細な酸と甘さ、そしてクリーミーな質感を持ち合わせます。パカマラらしさというのがはっきりあるため、ファンもいるほどマニアの中では人気の品種となっています。
今年もロベルトさんのパカマラを買い付けることができました!常盤のオーナーも惚れ込んだディビナ・プロビデンシア農園のコーヒー。このエリアの素晴らしい環境や土壌の質の良さによって生み出された独自のテロワールには、他のコーヒーでは感じることができないような複雑で豊かな味わいが感じられます。そしてなにより、ロベルトさんの並々ならぬ情熱こそが魅力であり、来年もまたロベルトさんの作ったコーヒーが飲みたい!と思わせてくれるほどの信頼がそこにはあります。
今回のロットは特にマンゴーやピーチのような完熟したフルーツのフレーバーが最後の最後まで楽しめる最高のパカマラです。冷めてくるとそのフレーバーがより一層はっきりとして、複雑みも増します。間違いなく今期絶対に「飲み逃せない」コーヒーの一つです!!
※おすすめローストは55番(ミディアムハイロースト)です。