SPECIALTY
ホンジュラス/
ロス ピナレス農園 パカス FW
これぞ産地でしか出会えない僅か90キロのマイクロロット。味の良さで注目のパカス種はリンゴや洋梨のような爽やかさ、蜜を思わせる甘い余韻が魅力!深煎りも絶品!
- スウィート
- さわやか
- フローラル
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | ラスベガス、サンタバルバラ県 |
---|---|
品種 | パカス |
標高 | 1,780m |
精製 | フリーウォッシュド |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
アップル/ピーチ/フローラル/ハニー
ルミネ荻窪店スタッフコメント:
5は、なめらかな口当たりで甘さがしっかりとあり、6はジューシーさと香ばしさがありバランス型の印象でした。
7はビターの中に果実味があるのでバランスよい印象でした。川越店スタッフコメント:
全体としては蜂蜜のような甘さが感じられますが、ふとした時にスパイスのようなフレーバーが感じられて捻りの効いた印象でした。いつもと違ったコーヒーをお探しの方にもおすすめできる味わいかと思います。
ミルクと合わせたい方はぜひ焙煎度をひとつあげていただくとお好みに合うかと思います。
<農園主インタビュー>
Q.スペシャルティコーヒーを生産する動機は?
A.自分のコーヒー、ホンジュラスのコーヒーの名声を国際的に知れわたることを望んでいました。スペシャルティコーヒーを生産することが家計を末永く支えていけるだろうと信じていたからです。
Q.誰が農園の管理をしていますか?何人で運営していますか?
A.私自身と私の兄弟が手伝っています。常勤の労働者が一人おり、収穫期にはピッカーが15人ほど来てもらいます。
Q.農園の歴史等を教えてください。
A.この土地は今から1997年に私の父から譲り受けました。標高が高いため、寒冷でなかなかコーヒーが育たず、コーヒー生産をあきらめかけました。一時はコーヒーの樹を全部抜いて、他の作物への転作をも考えました。しかし、兄がそれを止めました0.5Haを残し、農園の改良に取り組みました。その後農園は少しずつ回復して生産が安定してきました。あるとき、スペシャルティコーヒーを生産することで、収益が高くなると聞きました。そこで試行錯誤を重ねてスペシャルティの品質を求めていった結果素晴らしい収益を得ることができました。私たちは2014年よりスペシャルティコーヒー生産者として生まれ変わりました。
Q.コーヒーを生産する上で難しいことは何ですか?
A.生産コストが非常に高く、その投資を回収するのに時間がかかります。スペシャルティコーヒーをつくるには資金に余裕が必要です。
Q.長期的視点でどのような計画を持っていますか?
A.来年はCOEに参加しようと思っております。そして新たに2 Haの農地にコーヒーを植えていきたいと思います。
<パカス種について>
1949年、エルサルバドル北西部のサンタ・アナにある農園でブルボンの突然変異種が発見され、その農園を所有していたパカス家にちなんでこの品種名がつけられました。パカスはカトゥーラなどと同じく、小型化した矮小種の特徴を備えています。
1960年代になるとエルサルバドルの国立コーヒー研究所 (ISIC) で何度も優良種の選別が繰り返され、その後同国において広く栽培されるようになります。現在でも、パカスはエルサルバドルにおけるコーヒー生産量の約4分の1を占めています。
COE入賞最多のサンタバルバラエリアから「ホンジュラスらしさ」と「個性」がうまく調和したロットです。りんごや洋梨のような爽やかで優しい果実味と、はちみつを思わせる甘い余韻、ほうじ茶や黒蜜のようなニュアンスがどこか異国感漂う楽しいロット。浅煎りから深煎りまで幅広くお楽しみいただけます。