- 浦和店
物語と味わいの移り変わり
POSTED : 2023.11.03
こんにちは、浦和店カネダです。
日に日に秋めいて、近頃は肌寒さを感じることも増えてきましたね。
「読書の秋」とはいいますが、普段習慣的に読書を行う、というよりは気が向いた時に本に手を伸ばすタイプなので、読書の秋とは少し程遠いかもしれません。。。
そんな私ですが、たまに思い立って昔読んだ本を読み返したくなることがあります。
少し冷え込んできた頃、学生時代に買った本を思い出し、本棚から引っ張ってきました。
勿論読書のお供にはコーヒーを、本日は中浅煎りのブラジルです!
装丁に一目惚れして買った本なのですが、物語の中では何度も季節が移り変わり、年月が経過していきます。
同時にお供のコーヒーも淹れてすぐの温かいうちの味わいから、本を読み進めていくうちに風味が変化していき、なんだか物語とコーヒーの親和性をの高さを感じたりもしました。
コーヒーが温かいうちはブラジルらしいナッツを思わす香ばしい甘さとコクが印象的。
読書に没入するのにぴったりな、落ち着いた味わいです。
少し経つと果実の甘さが引き立ち、穏やかなりんごやみかんのような風味が顔を覗かせます。
コーヒーの豊かなフレーバーが、物語の中のキラキラとした風景描写とマッチしていて、より読書に引き込まれるような、そんな一杯でした。
久しぶりにコーヒーお供にゆっくりと読書をしてみて、ページを括る手も、コーヒーを味わうのも捗り、とてもよいひとときとなりました。
今は次の休みの日には本棚にある懐かしい本を手に取ってみたり、新しい本も読んでみたい気分です。
今からでも読書の秋には間に合うでしょうか…!
残された秋、読書もコーヒーも満喫した!といえるようなそんな時間を過ごしたいと思います。
是非皆様のコーヒーに合うおすすめの一冊を教えてください!