- 大宮本店
行間
POSTED : 2023.10.31
小さい頃、涼しくて広くてなんだかいい匂いがするという理由から図書館と博物館が大好きだったのですが、今でもお休みの日は一日中図書館にいることが多いです。
絵本から図鑑、物語からエッセイ、自伝など読むジャンルも著者も様々なので一概にこんな本が好き!と言えないな〜と思っていましたが一昨年あたりから面倒くさがらずに読んだ本の記録を残していたところ好きな本の傾向性が見えてきました。
・残酷な描写がない
・なかなか明かされない犯人や事実がない
・最後に大どんでん返しが起こらない
なんでもない日常が描かれたものが好きみたいです。
そうはいっても夏にはチャックパラニュークの「ファイトクラブ」読みたくなりますが、、
秋に読みたい本といえば
三島由紀夫や川端康成などの日本文学もいいですね、、そういえばずっと前に読み始めた三島由紀夫の「美しい星」全然読み終わりません。
レイモンドカーヴァーの「必要になったら電話をかけて」もまた読みたいな、、
今回は本の話ばかりしていないで珈琲の話もしないといけないのでここら辺で吉田篤弘「月とコーヒー」なんてどうでしょうか。
吉田篤弘さん大好きなんです。月とコーヒーなんてタイトル、ページを捲らずにはいられません。表装もお話も温かさがあって手元にずっと置いておきたくなる一冊。
眠る前の涼しい夜にデカフェのコーヒーを熱々で淹れてゆっくり読みたい本です。
同著「ブランケットブルームの星型乗車券」も外せませんがこれは冬に読みたい本なのでまだもう少し先ですね。
この秋に私が持ち運んでせっせと読んでいるのは、暫く後回しにしていたヘミングウェイの「移動祝祭日」、星野道夫「旅をする木」、読みかけだった向田邦子「女の人差し指」の3冊です。
「美しい星」も読まなきゃな、、、
涼しくなってきた外でコーヒーを飲みながらする読書に1番の幸せを感じます。
「読書の秋」とコーヒー、一緒に楽しみましょう〜♪