SPECIALTY
コスタリカ/
エルマノス・バルソス
バラ・ブランカ農園
カトゥアイ YH
2017年の新設ミルから初めての買付けです!やわらかでクリーミーな質感と、熟した果実の甘さのハーモニーが楽しめます。少し深煎りにしても美味しい!◎
- スウィート
- さわやか
- バランス
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | タラス、サンタマリア・デ・ドタ |
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品種 | カトゥアイ |
標高 | 1,800m〜1,900m |
精製 | イエローハニー |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
アップル/アプリコット/洋梨/ハニー/バランス/クリーミー
浦和店スタッフコメント:
優しい飲み口で、冷めても甘みを感じるお豆でした。
川口樹モール店スタッフコメント:
1つ焙煎度を上げた7番はコクとのバランスがありました。さらに深煎りも気になります。
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課題に向き合うモチベーション
マイクロミルのオペレーションは学びの連続だと言います。現在は、収穫期の気候を把握し、生産処理方法やそれに伴う乾燥日時、乾燥場のスペースなどを管理する事が課題の1つでもあります。イエローハニーやレッドハニー、ナチュラルなど多くの乾燥時間を有する生産処理方法を実行するには、収穫期のスケジュール管理がとても重要で、生産処理で風味の幅を広げ、付加価値を高めていくにもノウハウが必要です。2019/20年のクロップでは、一部でイエローハニーを生産しましたが、気温がそこまで高くならず乾燥時間が長くなってしまい乾燥場所が足りなくなった為、その後のプロセスはホワイトハニーやウォッシュドに切り替えるほかなかったそうです。
こうした1つ1つの課題にまっすぐに向き合い品質を高めるのは、自分たちのコーヒーを世界中の多くの人に飲んでもらいたいという強い願いがあり、これまで農園を訪れた人々との繋がりが大きなモチベーションとなっているからです。
常々、『人とのつながりを強く持ち、それを大切にしたい。』そして、『Hard work pays off.(勤勉な仕事は報われる)』と語る実直な姿勢と彼らの生産するクリーンで繊細なコーヒーに、多くのバイヤーが魅了され、信頼を寄せています。
エルマノス・バルソ マイクロミルは、2017年に設立されたエルネスト一家の家族経営の小さなミルです。コスタリカでは、2000年以降、マイクロミル革命と呼ばれる生産者自身が小規模なウェットミルを持ち、栽培から水洗処理、乾燥まで一貫管理して、高品質なコーヒーを生産する動きが活性化し、スペシャルティコーヒーへの大きな転換期となりました。そして2020年現在コスタリカ国内には約190のマイクロミルが誕生しました。近年はその増加傾向も落ち着いた一方、タラス地域では新設のマイクロミルが近年もいくつか設立されています。エルマノス・バルソも近年になりマイクロミルを構えた後発のミルの1つで、20年前よりこのバラブランカ農園でカトゥアイを生産し、近隣の農協などにチェリーを卸し、コーヒー生産を続けてきました。
この農園はタラスというコスタリカで最も有名なコーヒー生産地域の一つに位置しています。この地域の標高の高さ、雨季と乾季が明確な涼しい気候、豊かな火山性土壌、栽培品種の組み合わせにより、タラスのコーヒーは世界市場で高く評価されるような素晴らしい風味特性を有しています。
常盤でもタラスのロットは多数買付けていますが、このミルからは初めて買い付けました。また、今年も継続して購入し、来期も入荷予定となっているので、今期との違いも比べて楽しんでいただけると嬉しいです。