SPECIALTY
エチオピア/
ゲルシャ トラコンミル
アナエロNT
嫌気性発酵(アナエロビック)のプロセスを施した希少なロット!熟したパイナップルやメロン、ベリー系の甘酸っぱさなど、その豊かな香り、複雑で濃厚な味わいに魅了されます。一つ焙煎度を上げても◎!
- 華やか
- コク
- ワイニー
- -ROAST LEVEL
-
- 10
- 9
- 8
- 7
- 6
- 5
- 4
- 深煎り
- 浅煎り
地区 | ベンチ・マジ ゲルシャ地区 |
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品種 | Heirloom |
標高 | 1,700m-1,850m |
精製 | アナエロビック・ナチュラル |
※豆の量は生豆の状態での重量です。焙煎を選択される場合は、焙煎後1~2割ほど減量いたします。
ご注文いただいたコーヒー豆は
発送当日に焙煎しています。
- カッピングコメント
レッドワイン/ラム/ブラックベリー/パイナップル/メロン/キャラメル/ラウンドマウスフィール/ロングアフターテイスト
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アナエロビックファーメンテーション
アナエロビックファーメンテーション(嫌気性発酵)とは、コーヒーチェリーをタンクなどに入れて蓋をし密閉することで、酸素を遮断(=嫌気性状態)し、酸素に触れずに活動できる微生物のみで醗酵を促すことです。この嫌気性発酵はワインを製造する時に用いられる手法のひとつとして知られています。この精製を用いたコーヒーがカップオブエクセレンスにおいても入賞するなど、近年注目され、様々な生産国で取り組まれるようになっています。
【Gersha コーヒーとは?】
南部民族州のベンチ・マジは、モカ・シェカで有名なSheka の南側に接する地域です。2017年に近隣にゲシャ・ヴィレッジという新しい農園が登場し、現在一気に注目を集めている同地。これまで注目をされてこなかった南西部のコーヒーは、温暖な気候や豊かな自然環境と生態系を基礎として、素晴らしい風味を持つコーヒー産地として知られるようになっています。その中にあるGersha 地区では、500人ほどの小規模生産者が育てたコーヒーチェリーをミルに集めて、ドライパーチメントに加工して出荷しています。
ミルではアナエロビック製法の技術を熟知したプロデューサーが揃っており、生産処理の工程を管理しています。
また、彼らはコーヒー生産以外にもさまざまな社会的な事業に携わっており、周辺地域に学校を設立したり、道路や橋などのインフラを建設したりしています。これらの活動は、Gersha地区のコーヒー生産者の生活を底上げすることで、コーヒーの生産量と品質を向上させることにつながり、ひいては持続的なコーヒー生産を可能にしています。
コーヒー生産は現在エチオピアの全輸出額の3割を占めますが、近年の需要増加が後押しして、政府は輸出額の6割を目指して国を挙げてコーヒー生産を支援しています。